決勝3番勝負 永瀬拓矢五段 vs 藤森哲也四段

後手藤森四段の誘導で先手位取り中飛車へ。相穴熊となるも、藤森四段が袖飛車を警戒しすぎたのが陣形の遅れの差として出てしまったか(そもそも位取りをされている分角の動きに制限があり、この戦法じたい後手辛い印象がある)。尤も永瀬五段もやや待ちすぎな手やらしくない手で小ミスを続け、何度か形勢が逆転する複雑な展開が続く。最後はかろうじて先手が残していたという感じだった。個人的には藤森四段を応援していたがゆえに、ちょっと残念。