中尾敏之五段 vs 藤森哲也四段

先手中尾五段が3手目▲66歩で、藤森四段に飛車を振らせてから▲48銀。たしかに居飛車党の藤森四段に振り飛車を指させればそれだけで○、という見方もできるかも知れないけど、陣形に制限が加わるなどデメリットも多い。本局は▽64歩で位取りを消してたのが機敏だったと思う。先手端歩位取り銀冠vs後手石田流穴熊(本日2度目!)となり、先手手詰まりとなって▲55歩と突いたけど、上手くいかなかった様子。飛角と金銀3枚の交換で玉に迫り、部分部分で「?」という手も出たけど、最終的にはやや一方的な内容で藤森四段の勝ち。次戦は佐々木勇気四段との対局とのこと。新人王戦のリベンジマッチですね。